本牧でちま~る

昨日は雨も風も強く降りましたね 

そんな中、今回もSK工業の解体現場にて襖と障子の

紙剥がし作業をして来ました

実は絶好のチャンス日到来!なのです

だって外に出しておけば雨で勝手に濡れて

剥がしやすくなりますからね(*^^)v 

見てびっくり( ゚Д゚)しないで下さいね!

今回の襖と障子は過去最高数です(ノД`)・゜・。 

襖72枚、障子55枚・・・・・

表面だけ先に剥がし、下地だけにします

水で濡らして、暫く放置

下地の薄紙を剥がしてこの状態 

多少紙が残っても良いのです

だって「薪」として処分する為にしている事ですから 

解体用語で処分する材木の事を昔から「薪」と言います 

それは、昔と言っても昭和の時代までの話ですが、

銭湯でお湯を沸かすのに今はボイラーですが、ひと昔前までは

「薪」で沸かしていたんですよね 

で、その「薪」の材料として解体で出る廃材を無料で引き取って

くれた事から廃材を「薪」と言う様に定着したんだとか 

襖も障子も紙が付いたままだと粗大ごみですが、紙を剥がした状態なら

「薪」として処分出来るのです  

流石にこの数量は1日では無理でしたので、昨日は2回目だった訳なんです

中には、屏風に勝海舟の文書を誰かが真似て書き写したという

書があったり、襖も現代の物と古い物と中の構造が違っていたり、

化粧紙が4枚も貼られていたり、

昭和60年の新聞に出会ったり

剥がした襖紙や障子紙の山、これは2日目 

その中で、どうしても「薪」にするには偲び難い物の存在が

1枚物の座卓(炬燵)

色々多方面に渡り連絡を取ってみたものの誰も欲しいという人が居ず 

時間も無い中でジモティーを利用して呼びかけたところ、その日の内に

引き取りに来て下さり、無事に引き渡し完了です!(^^)! 

此れこそ幾ら廃棄処分と言われても「薪」として処分出来ないですよ 

他にも

1枚物板に彫刻というか絵というか、こんな物もあります 

こちらも今のところ引き取り手はいません(-_-;) 

サイズは150×80で厚みは3cm程あるので、とても重いです 

作品の題名は「鹿」

鹿と月に金箔が貼られており、樹木は貝殻で細工されています

こちらは、外国人向けのアジアの工芸品だと思われます 

もし、欲しい!と言われる方が居ましたら

早めにご連絡をお願いします! 

連絡が無ければ、トラックの荷台のあおりとして使用するそうです

お気軽にお問い合わせください070-3882-2505朝7時~夜6時まで【年中無休】

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